導入事例1|契約1ヶ月で楽天スーパーSALE月を超えた!180度変えた広告戦略と課題の見える化でV字回復!

Sunday Morning Factory株式会社
出産祝い・ベビー服のHaruulala
代表取締役社長 中村 将人 様

ジャンル:子供服
モール:楽天市場
地域:福岡県
提供サービス:コンサルティング 広告運用代行 制作

(※商品画像は「出産祝い・ベビー服のHaruulala」様よりお借りしています。掲載の商品は販売していないことがあります。)

課題

・楽天の最新トレンド(SKUプロジェクト等)への対応不安

・RPPのキーワード単価が急騰し、上位表示できていたキーワードが購入できなくなった

・上記の結果、アクセスが減少し、売上が昨対割れする状況が続いていた

解決策

・楽天RPP広告の運用戦略を0ベースで見直した

・新たな集客施策としてTDA広告、CA広告などを高ROAS前提で新規チャレンジ

・実施できていない施策の洗い出し~タスク化。仮説や優先度を明確化し、実行支援

・一定の営業利益率を守りながら、全ての販促費(広告、ポイント、クーポン)の配分最適化

結果

・コロナ禍の反動により17ヶ月連続売上昨対割れから、支援後、1ヶ月で昨対超えを達成!

通常月において、楽天スーパーSALE月よりも高い売上を達成

・3大主要指標や、販促費、販促比率が日次で見える化され心理的に安心になった

・データに基づく分析方法、売上を伸ばす考え方を学ぶことができた

契約1ヶ月で楽天スーパーSALE月を超えた!180度変えた広告戦略と課題の見える化でV字回復!

Q.Sunday Morning Factoryについて教えてください。

楽天では「出産祝い・ベビー服のHaruulala」というブランドで、出産祝い用のベビー服を販売しております。

会社としては、バングラデシュの「児童労働問題と貧困の負の連鎖」という社会課題を解決することが目的の会社でもあります。

貧困地域での仕事の多くは、肉体を酷使する日雇いの仕事です。収入は少なく不安定で、毎日なんとかその日の生活費を稼いで生活しています。

そのため、少しでも怪我や病気すると働けない上に出費が増えてしまい、すぐに家計が立ち行かなくなってしまいます。

そこで、子どもたちは家計を支えるために、幼いうちから学校へ行かず働きだします。こうして大人になった彼らは、また安定した職につくことが困難になり、“貧困”という負の連鎖が続きます。

私たちは、現地にアパレルブランドの自社工場をつくり、生活に困らない安定した給与の仕事を創出し、子どもたちが学校に通える環境づくりを行い、貧困の連鎖を断ち切ります。

また、奨学金制度も設け、子どもたちが高校まで卒業できるようサポートしていきます。

Sunday Morning Factory が直接雇用している工場の社員の数とその家族を、ソーシャルインパクトとしています。社員には、夫の収入だけでは生活が困難な家庭の女性たちを積極的に採用しています。

Q.ecvisionとご契約いただいたきっかけや理由をお聞かせください

楽天の店舗運営に悩みを抱えていた時に、信頼できる方から、「楽天に詳しいec visionさんという会社がオススメだよ。」と聞きました。かなり楽天内部に詳しい方だと伺ったので、その当時弊社が抱えていた課題についてご相談できるかなと思いご紹介いただきました。

その後の初回のMTGで、年契約等の縛りもなく、良心的な提案内容でしたので、これなら弊社でも取り組める!と思い契約を決めました。

Q.その当時はどのような課題を抱えていらっしゃったのですか?

1つはSKUプロジェクトの対応です。

SKUプロジェクトという見えない変化に対応しなければならないというプレッシャーを抱えていました。

もうひとつは売り上げの低下です。

アクセスや売り上げがじわじわと下がり続ける。しかし打つ手がわからない。問題がどこにあるかもわからず、不安だけが募る。

追い討ちをかけるようにRPPのキーワード高騰なども重なり、ただ日々走り続けるしかない状態で、アドバイスや情報を求めていました。

Q.そのような課題に対して、ecvisionのサポートは役に立ちましたか?
具体的に良かったポイントがあればお聞かせください。

まず弊社の分析をしていただき、ベビー服というマーケット自体の問題と、弊社の問題を切り分けて考えなければならないことに気付かされました。

実際の競合のトレンドをもとに、ベビー服というマーケット自体がコロナ後、下降トレンドであるというご説明をいただいたので、悲観しすぎることなく打つべき手を考えられたと思います。


特に良かったのは広告運用を大幅に見直せたことです。

ec visionさんは、弊社全体の収支、目標とする営業利益率から適正な販促費予算を設定していただき、その予算の中で最適な広告運用をお任せすることができました。


元々、楽天RPP広告で、特定のビッグキーワードを抑え続けていたのですが、そのキーワードのCPC単価が高騰してきておりました。

ec visionさんのご提案として、キーワード指定を全て辞めて、商品CPC単価で調整し、スモールワード、ミドルワードを中心に露出する設定に変更しました。

その結果、格段に広告効率が上がりました。

具体的には、昨対で広告費用は下がり、アクセスと売上がアップ。当然ROASもが大幅に向上しました。

ただ、カンが当たったというわけではなく、その意思決定に至るまでのプロセスも明確でした。

商品を自然検索経由、楽天RPP経由、KW指定経由など主要指標を細分化し、数字を基にした仮説があり安心してお願いできました。

Q.そのほかに大きな変化などはありましたか?

とにかく変わったのは、もやもやとしていた「なんとなくやらなきゃいけないこと」みたいなものが、すべてタスク化され、todoリストとなって目の前に降りてきたことです。

使える予算から一緒になって考えてもらえるので、ひたすら、「広告をかけてアクセスを取りましょう!」という提案ではなく、財務、利益率的に無理が生じる不安もない。

無駄に焦ることがなくなり、目標に対してどう計画を立てるか、立てた計画に対してどういう結果が出て、次はどう動くかというようなことが明確になりました。スケジュールも立てやすかったです。


ひとつひとつの施作に対しての意味づけが明確になり、落ち着いて対処できるようになりました。


もうひとつ、「商品日別分析ツール」で、商品単位で細かい分析ができるようになったのもかなり大きいです。

個別商品において、去年と比べてどう動きが変化しているかを分析できたので、売れていると思っていたアイテムが実はそんなに売れていなかったり、思いもよらないよ商品が伸びていたりと、冷静にデータ分析ができるようになったのは良かったです。

いい意味で、自社を客観的に見ることができるようになりました。

また、ec visionさんの引き出しの多さにも驚きました。正直、「ここまであるのか。笑」と思いました。

Q.今後はec visionに対してどのようなことを期待されますか?

モールの最適化や広告の最適化という意味ではかなりお知恵をお借りし、実際に効果を感じることができました。

次は自社内でそれを仕組み化し、自走する力を付けたいと考えています。ec visionさんにはそこまでぜひご協力いただければと考えています。

ご協力いただいたSHOP様:「出産祝い・ベビー服のHaruulala」
(Sunday Morning Factory株式会社/代表取締役社長 中村将人様)
ご協力いただきありがとうございました。